『義経記』では熊野別当の子で、紀伊国出身だと言われるが詳細は不明。 幼少の頃は、「鬼若」となずけられ、比叡山に入れられるが勉学をせず、乱暴が 過ぎて追い出されてしまう。鬼若は自ら剃髪して「武蔵坊弁慶」と名乗る。 その後、四国から播磨国へ行くが、そこでも狼藉を繰り返して、播磨の 書写山圓教寺の堂塔を炎上させてしまう。 やがて、弁慶は京で千本の太刀を奪おうと心に誓う。弁慶は道行く人を襲い、 通りかかった帯刀の武者と決闘して999本まで集めたが、あと一本というところで、 五条大橋で笛を吹きつつ通りすがる義経と出会う。弁慶は義経が腰に 佩びた見事な太刀に目を止め、太刀をかけて挑みかかるが、欄干を飛び交う 身軽な義経にかなわず、返り討ちに遭った。 弁慶は降参してそれ以来義経の家来となった。 講談などでは、義経に仕える怪力無双の荒法師として名高く、ほか創作の 世界でも義経と並んで主役格の人気があり豪傑の代名詞としても広く用いられている。 |
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