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| ご挨拶 |
| 時が流れ、山河の姿が変わり、いにしえからの習俗が滅びて行く時 代にあってもふるさとを
愛し、くらしを愛し、生きることを愛する人たちのドラマ、歴史が、そして想い、祈りが、町や村に息づいています。それは、豊作の祈りを込めて作った田の神であったり、祭りに舞う面であったり近隣の町内で力量を競ってきた立派な山車であったり、現在、重要文化財としてようやく保護された数多くの伝統のなごりとなっています。 現代のハイテクノロジー、高度情報化社会により一見満たされたような私達の生活も、文化財や祭りの持つ素朴で重厚な世界に触れると、 本来の豊かさとはなにか、人間にとって何が必要で、何が必要でないかという問題を、逆に私達に問いかけてくるように思えます。 私どもは、今も息づいているそういった人々の宝を、日本の宝を守り続ける一助になればと願っております。 また現代は市場原理主義経済に奔走するあまり、今や私たちの美しい日本、文化、伝統は片隅に追いやられ、地域の人間の 絆までもが崩壊の危機にあります。 この日本の伝統、文化、言葉を守っていくことこそ本来の日本人の誇りをとりもどし、美しい国を残すことができるのだと信じます。 合掌 |
