舞楽面、神楽面
9世紀頃には、伎楽は衰亡し、舞楽がこれにかわることになり、平乎安時代に宮廷儀式として定着し、神社.寺院もこれをとり人れた。 その舞いに用いる仮面。伎楽面より小さく能面より大きい。蘭陵王、納蘇利(なそり)、還城楽(げんじょうらく)などの面がある。しかし、ご覧の通り日本人とはかけはなれた、ゲルマン民族のような相貌である。、
伎楽と比べて、天真欄漫な、楽天性.喜劇性が少なく、平安貴族の優稚な性格が出ていて、「みやび」が主流となっている。これに使用されたのが舞楽面であって、表情は、伎楽面の一瞬の感情を表現したものではなく、普通の顔を要約、整理、さらに変化させたもので、伴奏のリズムに合うよう演出ができるような形がとられている。この点伎楽面より、より能面に近いものということができる。
しかし舞楽はやがて農民が行った即興的な踊りや唄から起こった田楽が新たな魅力として興こった。鎌倉時代に入り、武士が実権を握る社会に変わり舞楽は貴族的であった為衰退する。ーーーーー続く
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